花祭
今日4月8日は、花祭。仏教の開祖釈迦のお誕生日です。
灌仏会(かんぶつえ)とか降誕会(ごうたんえ)とも呼ばれていますが
私は、この呼び名が好きです。
キリストの生誕をクリスマスとしてお祝いするように釈迦の誕生日も花祭と
して親しまれています。
春の草花で飾った花御堂を作って、誕生仏の像をその中央に安置し
像に甘茶をかけてお祝いします。
実は、私も高校に入学するまで本当は、知りませんでした。(^_^;)
公立の受験に失敗してやむなく入学した高校は、仏教系の学校でした。
特別に宗教の時間があって、これが眠くて堪りませんでしたが
二年生の時の先生が、すごく面白い授業をされる方でかなり眠気が吹っ飛びました。
その頃、習ったのがお釈迦様の生涯でした。
釈迦は、インド北方の小民族シャカ族の王シュッドーダナを父にとマーヤー夫人を母に
紀元前566年4月8日に出産のため実家に帰る途中のルンビニーの花園で
生まれました。シッダールタと名付けられた王子様でした。
そうなんですよ!お釈迦さまは、カピラ城の王子だったんですよ。
王子さまと言う言葉に弱い(笑)私は、たちまち彼に興味を持ちました。
彼は、生後1週間で母を失いますが、それでも心優しく、立派な青年に成長しました。
有名な逸話があります。
カピラ城には、4つの門がありました。
ある日、王子は、それらの門から街へ出てみました。
東の門から出た日は、老人に。南の門から出た日は、病人に。
西の門から出た日は、葬列に出逢った王子は、生まれて初めて
人の苦しみや悲しみを知り悩みました。
そして最後に北の門から出た王子は、そこで坊さんに出会いました。
自分も出家して苦しんでいる人々を救おう・・・
王子の心に一筋の光が射しました。
やがてシッダールタは、王子という身分も城も捨て修行の旅に出ました。
シャカ29歳の時でした。
実は、この時、彼は、結婚しており、すでに王子も生まれていました。
城だけじゃなく妻子まで捨てて修行の旅へ出て行ったのです。
ちょっとひどいじゃないですか・・・と私は、当時思いましたが。
また反対にシャカが、普通の悩める一人の人間だと分かり
何だか身近にも感じられました。
僧侶に会わなければシャカは、妻子と共にカピタの城で王として一生を裕福に
送った事でしょう。
地位も妻子も捨て苦しい修行の道を選択したお釈迦さまことシッダールタ王子の
お誕生日を祝う花祭・・この言葉を聞くと今もほろ苦い学生時代の思い出とともに
輝かしい春の訪れを感じるのです。
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